おくすりシートくるりんBOXを設置しました

おくすりシートリサイクルプログラムの一環として、Daiichi SankyoくすりミュージアムにおくすりシートくるりんBOXを設置しました。

おくすりシートくるりんBOXでは、使用済の「おくすりシート」を回収しています。

 

【おくすりシートってなに?】

錠剤やカプセルの薬を飲むとき、皆さん必ず手に取っている「おくすりシート」。一般には、PTPPress through pack)シートとも言われ、プラスチックとアルミニウムで薬を挟んだシート状の包装のことです。薬が大気に触れないようにすることで、湿気や紫外線などによる変質や、物理的な破損から薬を守る役目を果たしています。

 

【おくすりシートもリサイクル】

このおくすりシートですが、実は、日本国内において年間約13,000トンが生産されています。薬を流通させるために必要不可欠な医薬品包装資材、という特性から削減が難しく、また、リサイクル資源として認知されていないことや、回収量が少ないことから、ペットボトルのようなリサイクルの仕組みが整っていない状態でした。プラスチック削減の動きが加速化する昨今でも、おくすりシートにおける環境への取り組みはあまり進んでいませんでした。

そのような中、おくすりシートをリサイクルする、という日本初の実証実験が始まりました。この実証実験は、第一三共ヘルスケアがテラサイクルジャパン合同会社と共に、横浜市のご協力のもと、実施する取り組みです。

実証実験への参加は、使用済のおくすりシートを専用の回収ボックスに入れるだけ。回収されたおくすりシートは、シートのプラスチックとアルミニウムに分離され、新たなリサイクル製品として生まれ変わります。

取り組みの詳細や回収ボックスの設置場所はこちらからご覧いただけます。

回収ボックスはDaiichi Sankyoくすりミュージアムのほか、横浜市内をメインにボックスが設置されていますので、お近くにお越しの際はぜひおくすりシートを持参し、ご参加ください。

現在、くすりミュージアムは完全予約制ですが、おくすりシートくるりんBOXは、予約なしでどなたでもご利用いただけます。

Daiichi Sankyoくすりミュージアム内に設置されたおくすりシートくるりんBOX